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新デザイン対応!:Facebookページ完全ガイド


追記:改訂版を公開しました 2012.3.2更新 Facebookページがタイムライン化しました。カバー写真の設定やタイムラインの設定方法などについては以下をご覧ください。 「Facebookページタイムライン完全ガイド」 2011.10.24更新 Facebookページの仕様変更にあわせて、改訂版を公開しています。ぜひそちらをご覧ください。 「Facebookページ完全ガイド:2011年10月改訂バージョン

2011年2月、Facebookページが大きく変わりました。昨年の10月に公開した「ファンページ完全ガイド:作成から運用まで」は、読者から好評なのですが、もはや内容が古くなってしまいました。 そこで、今回は旧記事を大幅改訂し、新しいFacebookページ完全ガイドを公開します。 まず、変更内容を整理し、その上で新しくFacebookページを開設し、運用していくためのステップを紹介していきます。また、それ以外のFacebook関連の変更内容は「機能変更からわかるFacebookのその先(2011年2月現在)」を御覧ください。 初めてFacebookページを作るので、変更点は特に知らなくてもいい、という場合は「 1. Facebookページの企画をたてる」から御覧ください。


Facebookページの変更点の整理

Facebookの発表資料を元にFacebookページの変更点を整理してみましょう


左メニュー

・これまでタブで切り替えていたページが左メニューから選択するように。個人プロフィールページのレイアウトにあわせた。
・プロフィールページの最大サイズが200(幅) x 600(高さ)ピクセルから180(幅)×540(高さ)ピクセルに。
・旧バージョンでは、プロフィール写真の下に表示されていた情報ボックスが「基本データ」に移動。
・好きなFacebookページおよびページの管理人を表示できるように(選択可)


ページトップ

・フォトストリップ:管理人がウォールに投稿した最新写真、該当のFacebookページがタグ付けされた写真が5枚まで並んで表示される。削除することもできる。管理人以外のユーザーからの投稿による写真は表示されない。
・ページ名の横にFacebookページのカテゴリが表示される。


右上

・共通の友達と興味:ユーザーがFacebookページにアクセスすると、該当のページと共通して登録している友達、Facebookページが表示される。


ウォールフィルター

・ユーザーは「すべてのユーザー」と「Facebookページ」の二つのフィルターを使える。 これに加えて管理人は、「最新」と「非表示」を選択できるようになる(管理人ビューで確認できる)


個人アカウントのようにFacebookページを使えるように

・個人アカウントとFacebookページアカウントを切り替え可能に
・自分が管理するFacebookページだけでなく、他のFacebookページにも、Facebookページアカウントとして、コメント、[いいね!]、投稿ができるように。
・Facebookページの更新通知が左上に表示される

・Facebookページとしての視点からニュースフィードを見ることができる Facebookページのアカウントで「ホーム」をクリックすると、Facebookページの更新、[いいね!]といっているFacebookページの更新を確認できます。


メールの更新通知

Facebookページに更新があったときに、メールで通知を受け取れるように(設定可能):「Facebookページの編集」→「基本設定」から。


禁止語句を設定できるように

Facebookページに禁止語句をブラックリストとして設定できるようになりました。これでスパムまがいの投稿などを防ぐことができます。「Facebookページの編集」→「権限の管理」から。


旧ページから切り替えるには

古いバージョンのFacebookページから、新しいバージョンのFacebookページに切り替えるには、「Facebookページのアップグレード状況」から[アップグレード]をクリックします。[プレビュー]をクリックすると変更をプレビューします。


Facebookページの変更は何をもたらすか

さて、このように大きく変わったFacebookページですが、ユーザーからは概ね好意的に受け止められているようです。


Facebookページ同士の交流が可能に

Facebookページのアカウントを使って、他のFacebookページに投稿をしたりコメントをできること、また他のFacebookページに[いいね!]ができることで、Facebookページ同士の交流ができるようになったということです。Facebookページとは、ブランド同士とも言い換えられるでしょう。 すぐに思いつくアイデアとしては、ある企業がブランド単位でFacebookページを持っている場合、関連する情報をお互いにポストしあうことができます。 例えば、アパレルメーカーが、20代の女性向けのブランドと30代の女性向けのブランドを展開していたときに、相互に[いいね!]をクリックしてページの左側に表示されるようにしたり、相互にウォールに書き込みをしあうということなどが考えられます。 また、異なる企業がコラボ企画としてキャンペーンを実施する場合など、お互いの企業のFacebookページで投稿しあうというのもよいでしょう。 ライバル企業同士が交流し合うということもあります。例えば、StarbucksとSeattle Best Coffeeがお互いに[いいね!]をしあって、Facebookページに表示させていました。 ライバル企業がお互いにFacebookページに表示し合うということにどういうメリットがあるでしょうか。 1つはユーザーのためになるということです。Starbucksが好きな人は、コーヒー好きである可能性が高いので、Seattle Best Coffeeにも興味を持っているかもしれません。それまで、Seattle Best CoffeeのFacebookページは見ていなかったけれど、Starbucksのページを訪れたときに気がついてそっちに行くかもしれません。 そして、また別の時にはSeattle Best Coffeeのページを見ていて、横にあるStarbucksのロゴを見つけてリンクをクリックすることもあるでしょう。 このように、ユーザーが興味を持っていることをお互いのリンクで深めることができることを目指しているのかもしれません。


Facebookページ管理人の顔が見えるように

自分が管理しているFacebookページのウォールへの投稿をする際に、Facebookページのアカウントと個人アカウントを選択できるようになったことで、管理人の顔を見せやすくなりました。 また、複数人の管理人で運営している場合、得意分野やキャラの違いを個性として強調したい場合、個人アカウントで発言するのもよいでしょう。ユーザーとしても、より企業に親しみを持てるようになりそうです。 ただ、慣れないとFacebookページのつもりが個人アカウントで発言してしまったりするので、最初は特に注意が必要です。


FacebookページのアカウントはFacebookページのもの

気をつけなければいけないのは、Facebookページが交流できるのは、Facebookページ同士だということです。 つまり、Facebookページアカウントとしては、ユーザーのページにコメントを投稿したり、ユーザーの投稿に[いいね!]をすることはできません。またFacebookページとユーザーが友達になることもできません。 これまでと同じように、FacebookページのアカウントはFacebookページの管理のために利用するということは忘れないようにしましょう。


Facebookページの作成から運用まで

以下のステップでFacebookページの作成から運用までの流れを紹介します。 1. Facebookページの企画をたてる 2. Facebookページを登録する 3. ファンを増やす 4. URLを変更する 5. コミュニティとして成長させる 6. カスタマイズする なお、Facebookでは、Facebookページを作成できるのは、企業、ブランド、アーティストなどの本人か正式な代理人のみとしています。本人あるいは正式な代理人ではないけれど、そのブランドやアーティストについての情報交換をしたいという場合は、グループを利用してください。


1. Facebookページの企画をたてる

ファンページを作る前に考える3つの問い」では、Facebookページには計画が必要だということを説明しています。記事では、以下の質問を考えることで、Facebookページの目的や対象者、運用方法を明確にすることができるということを紹介しています。

  • Q1:なぜFacebookページを用意するのか
  • Q2:どんな人たちにファンになってもらうのか
  • Q3:どのように運用していくか

 

2. Facebookページを登録する

Facebookページの方針が決まったら、実際にFacebookページを作ってみましょう。


Facebookにログインする

まだFacebookのアカウントを取得していない場合は、Facebookのトップページからアカウントを取得してください。 アカウントを取得したらFacebookにログインします。 ログインしたらこちらをクリックしてください。 今回は例としてSocial Media ExprienceというウェブサイトのFacebookページを作成する方法を紹介します。

表示されるカテゴリーからもっとも適したカテゴリーを選択します。選択したカテゴリーによって、以降の手順で設定できる項目が変わります。カテゴリーは変更できないので選択は慎重に行いましょう。ここでは、「ブランドまたは製品」を選択します。さらにプルダウンが表示されますので、「ウェブサイト」を選択します。 Facebookページの名称には任意の名称を入力しましょう。 Facebook Pages Termsの内容を確認し、問題がなければ[私はFacebookファンページ規約に同意します。]のチェックボックスにチェックします。 [利用開始]ボタンをクリックします。 Facebookページを登録すると、「Facebookページが作成されました。設定ステップを実行しましょう」という画面が表示されます。 しかし、この設定ステップが正直いただけないものです。それは設定するなり「友達を招待する」「ファンに知らせる」というステップが入っているからです。一見、何の問題も無いように思えますが、ここで言っているファンとは、Facebookユーザーを指すのではなく、企業やブランドがあらかじめ収集している顧客のことで、CSVファイルあるいは特定メーラーのアドレス帳から、メールアドレスのリストをFacebookにインポートして、メールを一斉配信しよう、というものなのです。 登録したばかりのFacebookページは、いわばコンテンツゼロの状態です。この設定にしたがうと「基本データ」すら入力していない状態であり、そのような状態でこのステップはありえないだろう、といわざるを得ません。 正直にこのステップにしたがうと、せっかく興味を持ってくれた人をがっかりさせかねないので「スキップ」ボタンをクリックして、ある程度ページとして体裁が整ったら人に案内することをおすすめまします。 コンテンツの準備段階では、Facebookページを非公開にしておいてもよいでしょう。非公開にするには、以下の操作を行います。 Facebookページの右上に表示される[Facebookページを編集]をクリックして、Facebookページの編集画面を表示します。 [権限の管理]を選択します。 [Facebookページの公開範囲]で[管理人のみ]をチェックすると、表示が管理人のみに制限され、他の人からは表示されなくなります。 続いてFacebookページを作り込んでいきましょう。 まずはページの構成を理解します。


基本データ

Facebookページの作成時に選択したカテゴリーによって基本データとして登録できる内容は異なります。 レストランなら開店時間や支払い方法、企業なら企業理念などそれぞれの特性にあわせた内容が登録できるようになっています。 基本データはFacebookページを初めて訪れた人がページやブランドを知るために確認する可能性の高い部分なのでしっかり内容を登録しましょう。


ウォール

ウォールは、Facebookページ上にコメントしたり、投稿されたリンクや近況について、コメントや[いいね!]ボタンをクリックしたりするためのページです。RSSを使って外部のブログやTwitterと連携させた場合も、更新情報はウォールに表示されるようになります。 ウォールは、[いいね!]といったユーザーがFacebookページにアクセスしたときに最初に表示される「ランディングページ」です。 ウォールに投稿された内容は、ファンのニュースフィードに表示されるので、周知効果も期待できます。


写真

個人プロフィールページと同様に写真をアップロードすることができます。 トップページにも表示される写真は、使い方次第では重要なブランド戦略の一つになります。トップに並んで表示されるものは管理者がウォールに投稿したものやタグ付けされたものです。


3. ファンを増やす

Facebookページができたらファンを増やしていきましょう。まずは、これだけはやっておきたいFacebookページのファンの増やし方を紹介します。


いいね!ボックスを置く

Facebookでは、Webサイトやブログなどに設置できるたくさんのウィジェットが用意されています。ソーシャルプラグインから、Facebookページに誘導をはかるウィジェットを探すことができます。いろいろな種類があるので、好みにあうものを選びましょう。 その中でも特に設置したいのが「いいね!」ボックスです。Social Media Experienceでは、ファンの顔がランダムで表示されるものを選びました。見るたびに励まされます!


Twitterで呼びかける

Twitterでフォローしてくれている人たちは、少なからず自分に興味を持ってくれている人たちです。TwitterでFacebookページを始めたことをツイートすれば、何人かのフォロワーがファンになってくれるはずです。


自己紹介の中にFacebookページへのリンクを含める

Facebookの自分のアカウントのページ、Twitterのプロフィールページ、ブログの自己紹介ページなどにFacebookページのリンクを張りましょう。Eメールのシグネチャーに付け加えるのもよいでしょう。


シェアする

Facebookページの左ペインの一番下に「シェア」ボタンがあります。クリックすると、Facebookページへのリンクが自分の友達のニュースフィードに表示されます。


「友達に紹介」から友達を招待する

個人アカウントでFacebookページを表示すると、ページの右側に「友達に紹介」というリンクが表示されます。これをクリックすると、自分の友達にFacebookページへの招待を送ることができます。


名刺や製品案内などでも紹介する

名刺や配布する資料などの印刷媒体にもFacebookページのURLを載せると見た人がアクセスしてくれます。お店があれば店内にFacebookページの案内を掲示する、製品があればパッケージにFacebookページの情報を記載するといった方法もよいでしょう。 ただし、これらは印刷する必要があるので、次のステップでURLを変更してからのほうがよいかもしれません。


ファンに案内する

「Facebookページを編集」をクリックして、「マーケティング」を選択します。 「ファンに知らせる」をクリックすると、すでに持っている顧客のメールアドレスのリストやメーラーに登録されたメールアドレスのリストをアップロードして、案内を一斉送信することができます。


4. URLを変更する

Facebookページを作ったらまずファンの人数を25人まで増やしましょう。25人まで増えたらFacebookページのURLを変更することができます。 Facebookページに登録したときに割り当てられるURLは固有IDが入った以下のようなURLです。 http://www.facebook.com/pages/Social-Media-Experience/111163288944765 25人以上になれば、このページからURLに任意のユーザーネームをつけることができます。



プルダウンメニューで変更するFacebookページを選択し「選択可能か確認」ボタンをクリックします。選択可能であれば、任意のユーザーネームを登録することができます。 ユーザーネームの登録には、いくつか注意事項があります。

  • 一般的な単語(flowerやpizzaなど)をユーザーネームに使用することはできません
  • 使用できる文字は英数字(A~Z、0~9)とピリオド(.)のみです
  • 一度登録したユーザーネームは変更はできません

ユーザーネームが利用できる場合、選択可能のメッセージが表示されるので「承認」ボタンをクリックします。 「成功」のメッセージが表示され、以下のような新しいURLでアクセスできるようになります。 http://www.facebook.com/SocialMediaExperience なお、IDが入った変更前のURLについては、自動的に新しいURLにリダイレクトされるようになっています。


5. コミュニティとして成長させる

Facebookページの運用方式はそれぞれです。ただし、Facebookページの特性上、多かれ少なかれ、ユーザーがコメントを投稿したり「いいね!」ボタンを押したりするコミュニティとしての要素が含まれるはずです。活発なコミュニティとして運営していくには、管理者として努力をしなければなりません。 コミュニティのライフサイクルの考え方として、以下の4つの段階があります。


出発

コミュニティが生まれたばかりの状態で、集まってきた人たちも価値を探している状態。コメントやディスカッションのテーマ、写真などのコンテンツはコミュニティ管理者によって作られ、投稿されます。管理者の投稿によって、メンバーもコミュニティに参加するようになってきます。


確立

コミュニティ管理者が投稿しなくても、メンバーから自主的にディスカッションやコメントが投稿されるようになります。管理者が深く関与しなくてもコミュニティだけで自然と盛り上がるようになります。


成熟

ユーザーの中で役割(インフルエンサーや議題提供者、写真などのコンテンツ制作者、閲覧者)が生まれてきて、コミュニティだけで存続できるようになります。


分裂

古いメンバーと新しく入ったメンバーなどコミュニティの中の人間関係が複雑になり、関係ごとにグループができたり、細分化されたテーマごとにグループができたりします。小さなコミュニティは再度、「確立」の状態に入り成長していきます。 コミュニティは1つの段階にとどまらず、絶えず変化していきます。注意したいのが、どの状態もコミュニティとしては健全であることです。管理者はFacebookページのコミュニティが今どの状態にあるのかを意識しながら、管理していくとよいでしょう。 特にFacebookページを作った当初は、管理者が積極的に投稿することでメンバーがついてきます。 Facebookページの盛り上げ方については以下の記事が参考になります。 盛り上がるFacebookページの作り方


6. カスタマイズする

さて、Facebookページは自由にカスタマイズすることができます。Facebookページは、iframeを使うと、Webサイトの構築に利用されるHTML,、JavaScript、CSSでつくり込むことができます。 なお、FBMLは2011年3月10日以降、新規に追加することができなくなりました。これまで作ったページは動作はしますが、なるべくiframeに移行するようにしましょう。 iframeによるページ作成は以下の記事を参照してください。 FacebookページにiFrameを組み込もう また、アプリの作成はこちらを参照してください。 Facebookアプリを開発してみよう


PDCAサイクルを忘れずに

Facebookページは作ったら終わりではありません。ファンになってくれた人たちがずっとファンでいてくれるように、がんばりましょう。

深谷歩
深谷歩

株式会社 深谷歩事務所 代表取締役 ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援として、サイト構築からコンテンツ企画、執筆・制作、広報活動サポートまで幅広く行う。Webメディア、雑誌の執筆に加え、インタビュー取材による導入事例作成、記事作成なども行う。 著書 『コストゼロでも効果が出る! LINE公式アカウント集客・販促ガイド』(翔泳社、共著)、 『自社のブランド力を上げる! オウンドメディア制作・運用ガイド』(翔泳社)、 『たった1日でも効果が出る! Facebook広告集客・販促ガイド』(翔泳社) 他多数

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