SNS活用のヒント

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思わず劇場に足を運びたくなる!2021年上半期の映画告知アカウントの事例

いまや、映画とSNS運用は切っても切れないほど重要になっています。映画公開の告知、見どころやキャスト紹介、キャンペーン、視聴者の投稿を促進など、様々なアイデアで映画を盛り上げることができるからです。しかし、ターゲットや映画の内容によって、マッチする投稿やキャンペーンは異なります。映画の魅力を生かして、Twitterを運用しているアカウントをピックアップして紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.映画「ヒノマルソウル」:みんなの協力で結果が変わる!
  2. 2.映画「ハニーレモンソーダ」:ターゲットを絞った明るく楽しいキャンペーン
  3. 3.映画『るろうに剣心 最終章』:noteで感想文を投稿するキャンペーン
  4. 4.映画「太陽の子」:重いテーマの映画ははしゃぎ過ぎない運用で
  5. 5.映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』:映画の外も楽しそうな雰囲気が伝わってくる
  6. 6.まとめ:ファンをどれだけ盛り上げられるかが映画の成否にも直結する時代


映画「ヒノマルソウル」:みんなの協力で結果が変わる!

1998年長野オリンピックで金メダルを獲得したスキージャンプ団体の日本チーム。「ヒノマルソウル」は、この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの物語です。映画は実話に基づいてダイナミックに描いたオリジナルストーリーとなっています。2011年6月18日(金)から全国で上映開始しました。

「ヒノマルソウル」の公式アカウントでは、映画の感想を「#ヒノマルソウルメイツ」のハッシュタグをつけて、ツイートすると田中圭さん演じる西方仁也のジャンプの飛距離が伸びるというキャンペーンを実施しました。

感想をツイートすると、映画オリジナルグッズなどが当たるキャンペーンで、ツイートするとキャストからのお礼の動画が返信でもらえます。何度でも参加可能で、たくさんの人の感想が寄せられました。最終的には、ジャンプの飛距離は、246万メートル超えとなりました。


▼キャンペーン紹介ツイート



▼キャンペーンサイト

https://hinomaru-soul.jp/jumpcp/


Twitterアカウントは2019年11月からおさえてありました。

▼映画「ヒノマルソウル」Twitterアカウント

https://twitter.com/hinomaru_soul



映画「ハニーレモンソーダ」:ターゲットを絞った明るく楽しいキャンペーン


大ヒット少女マンガを映画化した「ハニーレモンソーダ」は、人気絶頂のアイドルグループ・Snow Manのラウールさんが主演した青春ラブストーリーで、2021年7月9日から上映開始しました。

「ハニーレモンソーダ」、略して「ハニレモ」は主なターゲット層である10代、20代の女性に響くような企画を実施しています。

一つは、「#スノハロダンス」チャレンジ。Snow Manが歌う映画の主題歌 「HELLO HELLO」にあわせて、キャストが踊る動画です。このダンスにチャレンジするユーザーの動画も多く上がっていました。また、夏の音楽特番の告知も兼ねて、スノハロダンスを一緒に踊ろうという呼びかけもありました。ラウールさんがダンスを指導する動画もあり、ファンは一緒に踊りたくなる企画です。


▼ダンス紹介ツイート



もう一つは、マイナビ「学生の窓口」とコラボした、ハニレモ診断。アンケートに答えていくと、ハニレモのどのキャラクターに近いかを診断してくれます。診断結果はTwitterなどでシェアできるようになっています。診断アプリではなく、ウェブサイトで診断をして、結果をシェアするという仕組みになっています。「#ハニレモ診断」のハッシュタグをつけているツイートを見ると、学生さんらしいアカウントが診断結果を多くシェアしていました。


▼マイナビ「学生の窓口」紹介ツイート



▼映画「ハニーレモンソーダ」Twitterアカウント

https://twitter.com/honeylemon_eiga/


映画『るろうに剣心 最終章』:noteで感想文を投稿するキャンペーン


人気コミックを原作とした、映画「るろうに剣心」シリーズの完結編2部作の第1弾として公開2021年4月23日に公開されたのが「るろうに剣心 最終章 The Final」、第2弾が「るろうに剣心 最終章 The Beginning」です。

最近は、公式として映画の情報をSNSはもちろん、ブログやnoteなどで公開する例も増えています。「るろうに剣心」でも、スタッフのインタビューなどの制作秘話、デザイン・アート、映画の歴史10年を振り返る企画などをnoteで公開しています。毎週、火曜、金曜に投稿を更新しています。

また、読者からの感想をnoteで募集しており、「#るろうに剣心最終章」のハッシュタグをつけて投稿すると、公式noteで取り上げられるチャンスがあります。また、公式がアップした画像は「みんなのフォトギャラリー」に公開されており、投稿を作成するときに利用できるようになっています。


▼noteの投稿をTwitterで紹介



▼感想を募るnoteの投稿

https://note.com/ruroken_movie/n/nd67bfc8142cc


▼映画『るろうに剣心 最終章』Twitter公式アカウント

https://twitter.com/ruroken_movie/


映画「太陽の子」:重いテーマの映画ははしゃぎ過ぎない運用で


「太陽の子」は、太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆開発”をテーマにしています。映画はその事実を基に、若者たちの等身大の姿を描いた青春群像劇です。広島に原爆が投下された8月6日に公開となりました。

映画のスポンサーである白寿生科学研究所のLINE公式アカウントを友だち追加すると、初日舞台挨拶招待をはじめとした豪華賞品プレゼントのキャンペーンを実施しています。


▼キャンペーンツイート



Twitterでは、著名人から寄せられた感想コメントなどを投稿したり、映画のワンシーンを取り上げて紹介しています。扱っているテーマが重いので、トーンをおさえた運用になっています。


▼映画「太陽の子」Twitter公式アカウント

https://twitter.com/TaiyounokoMovie/


映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』:映画の外も楽しそうな雰囲気が伝わってくる


「ザ・ファブル」は、ヤングマガジンの人気マンガを原作とした実写映画の第二作で、豪華キャストがそろうアクション映画です。2021年6月18日に公開されました。

公式アカウントをフォローして「#劇場でファブった 」のハッシュタグをつけて映画の感想をツイートすると、ファブル くん&ファブルちゃん人形などが当たるキャンペーンです。「豪華賞品」と言いながら商品が微妙(?)なところが、映画の持ち味のコメディ感を演出しています。同時にこの人形は、Instagramなどでキャストと一緒に写っているので、キャストのファンにはうれしい商品かもしれません。

Twitterでは、第2作から参加の若手俳優・平手友梨奈 さんに、主演の岡田准一 さん、木村文乃 さんがバースデーケーキのサプライズを行う動画が投稿されています。戸惑う平手さんの様子が初々しくかわいらしいですね!ファンからもたくさんの祝福が寄せられています。映画撮影時の楽しそうな雰囲気が伝わってきます。


▼平手友梨奈さんのバースデーサプライズ動画



まとめ:ファンをどれだけ盛り上げられるかが映画の成否にも直結する時代


2021年上半期に公開された映画のTwitterアカウントの投稿やキャンペーンを紹介しました。どの映画も映画の個性に合わせて、投稿やキャンペーンが行われています。また、ユーザーの投稿や参加を促すような企画も多く、ユーザーの口コミを通じた映画の拡散を狙っていることがわかります。コアファンが盛り上がるほど、周囲にも波及するので、ユーザーが参加しやすい企画は映画の興行の上でも重要であるとわかります。

深谷歩
深谷歩

株式会社 深谷歩事務所 代表取締役 ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援として、サイト構築からコンテンツ企画、執筆・制作、広報活動サポートまで幅広く行う。Webメディア、雑誌の執筆に加え、インタビュー取材による導入事例作成、記事作成なども行う。 著書 『コストゼロでも効果が出る! LINE公式アカウント集客・販促ガイド』(翔泳社、共著)、 『自社のブランド力を上げる! オウンドメディア制作・運用ガイド』(翔泳社)、 『たった1日でも効果が出る! Facebook広告集客・販促ガイド』(翔泳社) 他多数