SNS活用のヒント

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2021年、おさえておきたいSNSの最新情報:Instagram、Facebook、Twitter、LINE

SNSは常に進化しています。仕様変更や新機能などがあるとユーザーはすぐに使って新しいコンテンツを発信します。SNS運用担当者もこうした進化についていく必要があります。そこで、2021年のSNS運用にあたって、おさえておきたい最新情報をまとめました。


目次[非表示]

  1. 1.Instagram:10周年を迎え、存在感をますます強める
    1. 1.1.ショップ機能の拡充
    2. 1.2.15秒の動画を気軽に投稿できるリール機能
    3. 1.3.インスタライブの機能拡張
    4. 1.4.Facebookから投稿を作成できるように
  2. 2.Twitter:拡散力はピカイチ。炎上しないためのモラルを
    1. 2.1.フリート機能(消える投稿)
    2. 2.2.会話に参加できる人をコントロール
    3. 2.3.複数の画像を並べたカルーセル広告
    4. 2.4.公式アカウントの炎上事例がよりセンシティブに
    5. 2.5.Twitter認証プログラム再開
  3. 3.Facebook:Facebookファミリーアプリとの統合の方向に
    1. 3.1.Facebook Business Suite で一元管理できるように
    2. 3.2.Facebook Payとアカウントセンター
    3. 3.3.Messengerアプリの進化
  4. 4.LINE:LINE公式アカウントに統合
  5. 5.ユーザーは新機能を活用している。いろいろな機能での接点を作ろう


Instagram:10周年を迎え、存在感をますます強める

2020年10月に10周年を迎えたInstagram。Instagramの10年の軌跡を描いたインフォグラフィックが公開されました。

Celebrating 10 years of Instagram

年々、機能が多様化し、しかも多くの機能が定着していることに驚かされます。


ショップ機能の拡充

Instagramショッピング、Facebookショップ機能は、以前は別々の機能となっており、それぞれショップ設定、商品登録をする必要がありましたが、2020年にショップ機能として共通化されました。これにより、コマースマネージャという共通のツールでInstagram、Facebookの双方にショップを用意できるようになりました。

Instagramの場合は、ランディングページにカバー画像を設定したり、商品画像をまとめたコレクションでブランドイメージを伝えたりということがやりやすくなりました。

なお日本では、他の国に比べてショップ機能の利用が活発なのが特徴です。2020年11月に開催されたイベント「House of Instagram Japan」では、「ショッピングタグがついている投稿から商品詳細を見る割合が他国に比べて3倍」「投稿からショッピング詳細を見る人は昨年に比べ65%増加」と活発に利用されていることを示すデータが紹介されました。

参考:Instagramショッピング 設定ガイド


15秒の動画を気軽に投稿できるリール機能

Instagram上で短尺動画(最大15秒)を作成したり発見できる新機能「リール(Reels)」がリリースされました。リールでは、音楽やARカメラエフェクトなどのクリエイティブツールを活用して、動画の撮影、編集、投稿ができます。ダンスやおもしろ動画などを気軽に投稿できますし、リールをクリックすると、自分の関心のあるテーマのリール動画が次々に表示されるようになっています。

参考:15秒の短尺動画を作成・発見できる新機能「リール」


インスタライブの機能拡張

インスタライブは以前からあった機能ですが、コロナ禍においては実店舗での接客が難しくなったため、インスタライブで店員が商品を紹介するような活用が広がりました。投稿にインスタライブのイベントをタグ付けするとリマインダーの設定ができるなど、細かい機能も追加されたり、ライブ配信時間が1時間から4時間に延長されるなど、使い勝手も向上しています。プロモーション、販促のためのインスタライブはIGTVにアーカイブして、後から視聴できるようにするとよいでしょう。

参考:Instagramライブの設定方法


Facebookから投稿を作成できるように

Facebookページの投稿ツールから、Instagramに投稿できるようになりました。画像や投稿文の作成、設定をPCからできるようになりました。



Twitter:拡散力はピカイチ。炎上しないためのモラルを

Twitterは、リアルタイム性、拡散性という点では、変わらず大きな影響力がありました。

フリート機能(消える投稿)

Twitterに、フリート機能という消える投稿の機能が追加されました。Instagramのストーリーズのような機能で、テキスト、ツイート、写真、動画を投稿でき、投稿後24時間で消えます。「いいね」「リツイート」はできず、フリートへの返信はダイレクトメッセージで届きます。気軽に投稿できるのが特徴ですが、公に発信することの重みに変わりはありませんので、投稿内容は通常の投稿と同じく、Twitterのルールや社会的な常識を踏まえて投稿しましょう。

参考:いまを伝える新しい形、「フリート」を日本の皆さんにご紹介します


会話に参加できる人をコントロール

Twitterは誰でもツイートに返信できますが、時にフォロー外/フォロワー外の人から想定外の反応をもらって、がっかりしたり落ち込んでしまったりして、Twitterを続けたくなくなる、という体験をする人が多いのも事実です。

そこで、自分のツイートに返信できる人を限定(全員/自分がフォローしている人/@ツイートしたアカウントのみ)できるような機能がリリースされました。

参考:新たな会話への参加方法が始まります


複数の画像を並べたカルーセル広告

Facebookなどではおなじみのカルーセル広告がTwitterでも可能になりました。他にも、配信対象者の学習期間の短縮など、広告配信システムのバックグラウンドでも改善されているとのことです。

参考:進化を続けるTwitterのパフォーマンス広告


公式アカウントの炎上事例がよりセンシティブに

Twitter公式アカウントの炎上案件も散見されました。2020年では、情報が間違っている、商品に関する事故・不具合がある、サポート対応や接客の不手際など、以前のように炎上理由が明確なものよりも、受け取り手によっては反応がわかれるものも多くありました。後日、炎上の背景や理由を巡って賛否両論わかれて、議論されるようなこともありました。

ただ、そういった炎上事例は多くの場合、担当者が一人で投稿内容を考えて運用していました。自分の感覚では問題ない、おもしろい、フォロワーも楽しんでいると感じる内容であっても、視点や立場を変えれば不愉快・不安だったり、傷つく人がいたり、ということがあります。Twitterは批判の声をあげやすいSNSでもあるため、企業の公式アカウントの場合はその発信の内容がどんな人が見ても、安心して楽しめるかどうか、慎重な精査が必要です。商品やサービスを購入する本来のターゲット層がどう感じるかという視点を中心に考えましょう。

Twitterの運用に慣れてしまうと、フォロワーの発信内容の雰囲気に流されて、より過激な方向に走って反応を得ようとしてしまうことがあります。あくまで、個人アカウントとは異なる、企業公式アカウントであることを忘れずに、節度ある投稿が必要だと認識する必要があります。


Twitter認証プログラム再開

現在認証プログラムは保留というステータスになっていますが、2021年にTwitterの認証プログラムを再開する計画が発表されています。認証のプロセスや認証の取り消しのルールなどを明確化し、より健全なプラットフォームを目指しています。

Twitter認証プログラム再開の計画と今後の予定について



Facebook:Facebookファミリーアプリとの統合の方向に

実名のSNSであるFacebook。最近は企業のSNS運用としてはやや後回しにされがちではありますが、それでもやはり様々なコンテンツを届けられるという特性は変わりありません。


Facebook Business Suite で一元管理できるように

Facebook Business Suiteは、FacebookとInstagramへ同時に投稿ができ、メッセージや通知、アラートを一元的に管理および受信することができるアプリです。インサイトなどの運用に関するデータも見られます。運用を効率化でき、コメントやメッセージの受信がわかりやすく管理できます。

参考:
Facebook社、ビジネス向けにアプリ横断でアカウントを管理できるFacebook Business Suiteを導入


Facebook Payとアカウントセンター

Facebookでは、アカウントセンターという機能を用意しました。アカウントセンターは、Facebook、Instagram、Messengerなどを横断して利用できるようにした(コネクテッドエクスペリエンス)もので、Facebook、Instagramへのストーリーズの同時投稿、Facebook アカウントでのInstagramログイン、ショッピング機能の同期などができます。

アカウントセンターには、次のようにアクセスします。

モバイルのFacebookアプリの自分の名前をタップし、「アカウント設定」をタップして、下のほうにある「アカウントセンター」をタップします。

Facebook Payは、Facebookでの寄付や広告料金の支払いに利用できる機能です。Facebook Payの機能も、Facebook、Instagramで同期できます。

参考:Facebook社のファミリーアプリをより簡単に管理する方法


Messengerアプリの進化

FacebookのMessengerアプリというよりも、最近は独立したアプリの位置づけとなっている、Messenger。複数人の友だちと一緒に会話ができる、バーチャルなルーム機能など、新機能も追加されました。アプリのアイコンもブルーから、紫系のInstagramに近い色合いになりました。



LINE:LINE公式アカウントに統合

中小企業、店舗向けのLINE@が廃止され、LINE公式アカウントに統合されました。LINE公式アカウントは、基本的にLINE@と機能は同様で、自アカウントを友だちに追加したユーザーにメッセージやクーポンなどを配信できる他、タイムライン投稿、チャット機能などを利用できます。

また、運用型広告のLINE広告も、オンラインからの申込みができるようになり、中小企業が使いやすくなりました。数千円、数万円の少額から広告を配信でき、LINEアプリ内の様々な場所に表示されます。



ユーザーは新機能を活用している。いろいろな機能での接点を作ろう

SNSの最新機能を紹介しました。新しい機能が出ると、いち早く使ってみるユーザーがたくさんいます。その機能が受け入れられるほど、コンテンツの質があがり、量も増えていきます。まだ、リールを試していない、フリートを使ったことがない、という場合は、まずはどんなものか積極的に試してみて、どんな反応があるか試しみましょう。

Bucket編集部
Bucket編集部