SNS活用のヒント

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Twitterの伝播力を最大化するための3つのポイント


ビジネスでTwitterを活用する場合、1つのツイートがより多くのターゲットに届き、またそのツイートが何らかのアクション(RT、Webサイトへの遷移、興味を持つなど)のきっかけになることが理想です。 では、どうすればそのようなことが可能なのでしょうか。 Twitterの伝播力というのは、これまでの口コミを圧倒的に凌駕します。この力を最大限にいかすために、戦略的なTwitter活用を考える必要があります。 今回は、Twitterの伝播力を最大化するための方法を以下のポイントから考えてみましょう。

  • Twitterの身も蓋もない事実
  • ターゲットを絞ろう
  • 情報を決めよう
  • 適切な時間を知ろう

Twitterの身も蓋もない事実

アメリカの調査会社であるSysomos Incの2010年9月の発表によれば、全ツイートのうち、@返信があったりRTがあったりするのは、29%(RTが6%、@返信が23%)です。 つまり、7割以上のツイートが何の反応もないまま、消えていくということです。何の反応もないのならまだしも、誰からも読まれていないということも考えられます。 こうした事実からわかることは、ただ闇雲にツイートしても、何の反応も得られないばかりか、本来届いて欲しい相手にまったく気づいてももらえないということです。 もうひとつは、Twitterでできるコミュニケーションは限界があるということです。1つのツイートは140文字という制限がありますし、ログは長期間保存されません。Webサイトであれば、そのWebサイトにアクセスするきっかけを作る(URLを名刺やメールなどでアピールするなど)ことはできますが、特定のターゲットに特定のツイートにアクセスするきっかけを作るのは非常に困難です。 この壁がある限り、Twitterをビジネスで活用しようとしても、確実な成果の保証はありません。しかし、ベストエフォートにするべく施策を練ることで、Twitterの伝播力を最大限にすることができます。


ターゲットを絞ろう

まずは誰に届けたいかを考えましょう。これによって、その後の施策が大きく変わってきます。 例えば、ある肉屋さんがTwitterを始めたとして、ツイートを受信して欲しい対象者としてどのような人が考えられるでしょうか。分類してみましょう。

見込み客
顧客になる可能性のある人。普段スーパーで買う人、たまにしか料理をしない人、近所に住む人など
既存顧客
すでにお店で購入したことのある人
紹介してくれる人
商店街の組合など、店の紹介をしてくれる人
パートナーになり得る人
店の肉を使っているお弁当屋、レストランなど
ビジネスネットワーク
業界ネットワーク。同業種のネットワークなど
サプライヤー
肉の卸業の人

アプローチする層によって、伝えたいことや共有したいことが大きく異なることがわかるはずです。 Twitterでは、フォローするユーザーは選べますが、自分をフォローする人を選ぶことはできません。まずはフォローすることでその存在をアピールし、またターゲットが必要とする情報を発信することを続けていきましょう。


情報を決めよう

ビジネスでTwitterを使おうと思ったら、必ず伝えたいことは何かをあらかじめ絞っておきましょう。さまざまな話題を振りまいて、フォロワーを魅了するのも素晴らしい施策ですが、本来伝えたいことが抜けたり、聞いてもらえなかったりすると本末転倒になってしまいます。 さて、お肉屋さんの例ではどうでしょうか。お肉屋さんが見込み客と既存顧客をターゲットにしている場合、以下のような情報が考えられます。こうした情報を必ず1日1回はツイートすると決めておけば、ネタがなくて困るということを避けられます。

  • 入荷情報
  • セール情報
  • 調理情報
  • 季節情報
  • 商店街情報
  • 質問、要望への回答(@返信)

 

ツイートの定型化で時間を省略

さらにこうした情報をツイートするとき、ある程度定型化することで、Twitterにかける労力を最小限に抑えることができます。例えば、種類ごとに以下のような型が考えられます。 入荷情報:6日、希少な◯◯肉を入荷しました!限定販売になりますので、お早めにご来店ください。 調理情報:◯◯のおいしい季節!ぶたばら肉と一緒に味噌だれにつけた後、炒めるとさらにおいしいですよ! 季節情報:11月はサンクスギビング!日本でも七面鳥を焼きましょう! 商店街情報:◯◯商店街、毎月5の日、10の日はスタンプ2倍デー!


適切な時間を知ろう

Twitterを始めると、ついついはまり過ぎて1日中Twitterをやっていた、なんてことになりかねません。目安を決めて、コントロールしましょう。 例えば、1日のツイートスケジュールと1週間のツイートスケジュールを考えます。あらかじめ、1日にどれくらいツイートしたいか決めておいてスケジュールを考えるのもよいでしょう。 さて、スケジュールを考えるときには、自分がツイート可能な時間かつターゲットがたくさん見ている時間を意識することが重要です。 自分がツイート可能な時間はともかく、ターゲットがTwitterをやっている時間を知るにはどうしたらよいでしょうか。 特定の典型的なターゲットの日常を追ってみるというのも良い方法です。特定のTwitterアカウントの活動時間帯やつぶやき回数を調べるには、TweetStatsなどのサービスが便利です。 またTwitterの検索を使って関連情報が多くつぶやかれている時間を調べるなどの方法もあります。 なお、本来の業務が忙しい時間や業務終了時間がもっともターゲットがTwitterにアクセスするという場合は、Twitterを自動送信するように時刻設定して流すこともできます。リアルタイムな情報の更新はできませんが、告知などをするには有効です。ツイートの送信時刻設定は、Hootsuiteなど主要なTwitterクライアントがサポートしています。


まとめ:最大化するためには研究も大事

さて、上記3つのポイントを意識すると同時に効果も測定することを忘れないようにしましょう。 特にツイートする時間についてはいろいろな組み合わせを試してみるとよいでしょう。大体1ヶ月くらい試してみてもっとも効果的な時間をみつけると良いと思います。 Social Media Experienceでも、記事の更新情報のTwitterでの通知時間はいろいろテストをしているところです。基本的に10時に新しい記事を公開しているので、10時にツイートすることが多いのですが、「ツイート傾向分析調査報告:ツイートから解析する日本の現状」で紹介した調査では、10時にいったんツイートががくんと下がることがわかったので、最近は午後などにずらしています。

深谷歩
深谷歩

株式会社 深谷歩事務所 代表取締役 ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援として、サイト構築からコンテンツ企画、執筆・制作、広報活動サポートまで幅広く行う。Webメディア、雑誌の執筆に加え、インタビュー取材による導入事例作成、記事作成なども行う。 著書 『コストゼロでも効果が出る! LINE公式アカウント集客・販促ガイド』(翔泳社、共著)、 『自社のブランド力を上げる! オウンドメディア制作・運用ガイド』(翔泳社)、 『たった1日でも効果が出る! Facebook広告集客・販促ガイド』(翔泳社) 他多数

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