ソーシャルメディア運用

Gamification:なぜいまゲーム化なのか

Gamification=ゲーム化とは何か

ソーシャルメディア関連の議論などで「Gamification」という単語をよく見かけるようになった。この言葉は造語だが、強いて日本語に訳すとゲーム化ということになる。Webサイトのエンゲージメント(参考:ページビュー至上主義の終焉)を高めるためにも必要な考え方であるとして、バズワードにもなっている。

ただしGamificationは新しい概念ではなく、似たような考え方は2000年ごろからマーケティング分野で使われていた。ゲームベースドマーケティングといった考え方をご存じの方も多いであろう。

今回は、ソーシャルメディアにとってのゲーム化について考えてみたい。

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ページビュー至上主義の終焉

エンゲージメントとは何か

ソーシャルメディア関連の記事を読んでいてしばしば見かける言葉が「Engagement」という単語です。英語の文献でもよくこの単語が使われますし、英語の記事を翻訳して紹介している日本語の記事などでもそのまま「エンゲージメント/エンゲージ」と訳している場合があります。

顧客が企業やブランド、WebサイトやTwitterにエンゲージするというのはどういう状態なのでしょうか。そしてなぜ多くの人がソーシャルメディア時代にエンゲージが大事だと言うのでしょうか。

これまでは、Webサイトの価値を評価する際には、そのWebサイトにどれくらいのアクセスがあり、どれくらいのページが読まれたのかを示すページビューが重要な指標の1つでした。しかし、ソーシャルメディアが重要になってきてから、エンゲージメントが高いWebサイトのほうが、ページビューが多いWebサイトよりも、価値が高くなってきています。

今回は以下の点から「Engagement」を考えてみます。

  • 「Engagement」そのものの意味
  • なぜソーシャルメディアで「Engagement」という単語が使われるようになったのか
  • 「Engagement」は数値化できるのか
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    位置情報はローカルビジネスを救えるか?

    local business

    1年で急増した位置情報サービス

    ここ1年で位置情報サービスという概念が広く知れ渡るようになりました。現在日本で利用できる主な位置情報サービスは以下のとおりです。

  • Foursquare
  • Gowalla
  • Facebook Places
  • mixiチェックイン
  • はてなココ
  • ロケタッチ
  • 位置情報サービスは、ユーザーが「自分が今いる場所」をサービスに登録していくものです。それぞれプラットフォームやできることなどが異なりますが、「現在地登録」という基本的な機能は一致しています。

    これらのサービスは、ユーザー側からみると以下のようなおもしろさがあります。

  • 自分の現在地を友達に知らせる
  • 友達の現在地を知る
  • その場所についてのコメントが登録できる
  • 各サービスが持つゲーム的な要素(ポイント獲得、レベルアップ、仮想アイテムなど)
  • ゲーム的な要素は、各サービスによって異なります。例えばFoursquareであれば、ある場所に最も多くチェックイン(現在地登録)したユーザーがその場所の「Mayor」という地位を獲得できます。

    位置情報サービスは、その性質上、使い方によってはローカルビジネスにとって大きなビジネスチャンスをもたらします。では、具体的にレストランや小売店などは位置情報サービスをどう活用していけばいいのでしょうか。

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