エクスペリエンス

サンタクロースのクリスマスパーティー

引越しをしたり、別の道を進むことになったりで、それまで仲良くしていた人や頻繁に会っていた人と離ればなれになることがある。

離れてしまっても「友だち」という事実は変わらないけれど、やはりこれまでとは同じ関係ではいられないのだろうな、という寂しさがある。

別れの時英語ではこうした相手に、「Keep in touch」と言う。「連絡を取り合おうね」ということだ。私はこの言い方が好きなのだけど、新しい生活が始まると、この約束を守ることはなかなか難しい。

しかし、Facebookの登場によってこの難しさがとても簡単になった。離れてしまった友だちがFacebook上で「友だち」であれば、相手に自分の近況を伝えたり、相手の近況にコメントしたりすることが、何の労もなくできるようになった。

Facebookは、これから知り合う人たちとの関係構築にも使えるけれど、離れてしまった古い友人たちとの関係を維持するためにも、力を発揮する。

1年過ごしたシアトルから日本に帰るとき、ウィリアムに私は「Keep in touch with me」といい、ウィリアムは「メールを書いてくれ」と私に言った。

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G+であらわになる本物の孤独

サークルの意味がわからない、とユカは言った。

彼女がTwitter失恋をした後も私たちはたびたび飲みに行っていた。彼女の黒く長い髪は首を傾げるたびにさらさらとゆれ、私は触れてみたい誘惑にかられる。

「あー、Google plusのサークルのこと?」

みとれていたのをごまかすように私は言って、ビールのジョッキを持ち上げた。

「うーーん、Twitterのフォローと、Facebookの友達とどう違うのか、いまいちわからないんですよ。追加するときに、最初に人を分類してって言われるでしょ。私、そこでその人との関係を考えちゃうの。そうすると、その人はその人であって、何かにカテゴライズできるものではないって思っちゃう。結局、追加できない。そして、その後何が起こるのかもいまいちわからない。」

ユカは考え事をするときに斜め上を見る。その時顔が無防備になる。かわいいなぁと思いながら、無粋にも私はGoogle plusを説明することにする。

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フォロワー1万人のSさんの憂鬱


「Twitterのフォロワー数を1万人、Facebookの友達を2,000人まで増やしたのですが、何の効果も感じられないのですよね。ソーシャルメディアはやはり中小企業でやっても意味がないのでしょうか。」

先日、ある企業の担当者の方から、こんな問い合わせを受けた。

「ソーシャルメディアは、フォロワー数など定量的に見える数字を求めても意味はないのですよ。一緒に戦略を考えなおして、やりなおしてみませんか?」

私は直接、その方、 ーここではSさんと呼ぼうー に会って、その悩みを聞いてみることにした。

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Social Media Experience

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