Facebookページ完全ガイド:2011年10月改訂バージョン


追記:改訂版を公開しました

2012.3.2更新

Facebookページがタイムライン化しました。カバー写真の設定やタイムラインの設定方法などについては以下をご覧ください。

Facebookページタイムライン完全ガイド

仕様変更が激しく、毎日少しづつ画面が変わっていくのがFacebook。Social Media Experienceでは、Facebookページの作成方法についての記事を2011年2月に公開しましたが、またまた作成の手順や気をつけるべきこと、評価方法などが変更されています。

そこで、まだFacebookページを作ったことがない、これから初めてFacebookページを作る、という方に向けて、2011年10月のバージョンでのFacebookページ制作のステップを改めて解説しましょう。

なお、Facebookページを作成するにあたっては、あらかじめFacebookアカウントが必要ですので、取得しておいてください。

Facebookページの作成から運用まで

以下のステップでFacebookページの作成から運用までの流れを紹介します。

1. Facebookページの企画をたてる

2. Facebookページを登録する
3. ファンを増やす
4. URLを変更する
5. コミュニティとして成長させる
6. カスタマイズする
7. 評価する

なお、Facebookでは、Facebookページを作成できるのは、企業、ブランド、アーティストなどの本人か正式な代理人のみとしています。本人あるいは正式な代理人ではないけれど、そのブランドやアーティストについての情報交換をしたいという場合は、グループを利用してください。

1. Facebookページの企画をたてる

ファンページを作る前に考える3つの問い」では、Facebookページには計画が必要だということを説明しています。記事では、以下の質問を考えることで、Facebookページの目的や対象者、運用方法を明確にすることができるということを紹介しています。

  • Q1:なぜFacebookページを用意するのか
  • Q2:どんな人たちにファンになってもらうのか
  • Q3:どのように運用していくか
  • 2. Facebookページを登録する

    Facebookページの方針が決まったら、実際にFacebookページを作ってみましょう。

    Facebookにログインする

    まだFacebookのアカウントを取得していない場合は、Facebookのトップページからアカウントを取得しましょう。

    アカウントを取得したらFacebookにログインします。

    Facebookページを登録する

    ログインしたらこちらをクリックしてFacebookページの作成画面を表示してください。

    今回は例として深谷歩事務所という企業のFacebookページを作成する方法を紹介します。

    表示されるカテゴリーからもっとも適したカテゴリーを選択します。選択したカテゴリーによって、以降の手順で設定できる項目が変わります。ここでは、「会社名または団体名」をクリックします。

    クリックすると、カテゴリと会社名を指定できるようになります。プルダウンメニューからカテゴリを選択し、任意の会社名を入力しましょう。

    Facebookページガイドラインの内容を確認し、問題がなければ「私はFacebookページ規約に同意します。」のチェックボックスにチェックします。

    「スタート」ボタンをクリックします。

    Facebookページの内容を登録する

    Facebookの登録ステップが表示されるので、画面にしたがって登録していきましょう。

    最初にプロフィール写真を設定します。プロフィール写真の最大表示サイズは、180ピクセル(幅)×540ピクセル(高さ)です。このサイズよりも大きい場合は、自動的に縮小されます。画面に従ってアップロードしたら「続行」をクリックして次に進みます。

    プロフィール写真は、ページの印象を左右する上でとても重要です。なお、プロフィール写真は、ページ作成後にいつでも変更可能なので、適切なものが用意できなければ、「スキップ」して、後で登録してもかまいません。

    ステップ2は、「ファンの獲得」で、友達にFacebookページのことを伝えたり、自分のウォールでアピールするステップです。

    しかし、まだページの作成が途中なので、この段階で「友達を招待」したり「ページをシェア」するのは、あまりおすすめできません。

    特に、ページシェアの場合は、Facebookユーザーにシェアするのではなく、企業やブランドがあらかじめ収集している顧客の連絡先リストをFacebookにインポートして、メールを一斉配信します。Facebookをよく知らない顧客に未完成のFacebookページを教えてもあまり効果が期待できません。

    登録したばかりのFacebookページは、いわばコンテンツゼロの状態です。せっかく興味を持ってくれた人をがっかりさせないためにも、ある程度ページとして体裁が整ってから案内したほうがいいでしょう。

    「このページを自分のウォールでシェア」にチェックすると、ページを作成したことが自分のアクティビティとして個人プロフィールページのウォールに表示されます。

    「このページに「いいね!」をする」にチェックすると、個人アカウントで作成したFacebookページに「いいね!」をクリックした状態になります。

    「続行」をクリックします。

    ステップ3では、Facebookページの基本情報を登録します。登録する基本情報は、最初に選択したカテゴリーによって異なります。

    情報を登録し「続行」をクリックします。

    この情報もFacebookページ作成後、いつでも編集できますし、さらに詳しい情報も登録できるようになります。

    これで、Facebookページの登録ができました。

    Facebookページを作り込む

    ステップ3まで完了すると、Facebookページが作成されます。Facebookページの内容を作成していきましょう。

    最初にページを開くと、「スタート」というメニューが表示され、友達にすすめるステップや、近況アップデートの投稿が促されますが、まずは内容を充実させてから、次の段階でどのように告知していくかを考えましょう。

    Facebookページの公開/非公開を設定する

    コンテンツの準備段階では、Facebookページを非公開にしておいてもよいでしょう。非公開にするには、以下の操作を行います。

    Facebookページの右上に表示される「Facebookページを編集」をクリックして、Facebookページの編集画面を表示します。

    「権限の管理」を選択します。

    「公開範囲」で「Facebookページを非公開にする」をチェックすると、表示が管理人のみに制限され、他の人からは表示されなくなります。

    「変更を保存」をクリックします。

    基本データ

    続いて、Facebookページの編集画面から、Facebookページを作り込んでいきます。

    まずは「基本データ」を充実させましょう。

    Facebookページの作成時に選択したカテゴリーによって基本データとして登録できる内容は異なります。

    飲食店なら開店時間や支払い方法、企業なら企業理念などそれぞれの特性にあわせた内容が登録できるようになっています。内容を登録したら忘れずに「変更を保存」ボタンをクリックするようにしましょう。

    なお、会社や店舗など、実際の建物があるならば、住所を登録しておきましょう。住所を登録すると、Facebookの位置情報を利用したサービスである「チェックイン」機能が有効になり、ユーザーが付近で「チェックイン」するときにリストに表示されチェックインできるようになります。チェックインの件数やユーザー名(ユーザーの公開範囲に従う)などが表示されるようになるので、実際の建物がある場合はぜひ登録しましょう。

    基本データはFacebookページを初めて訪れた人がページやブランドを知るために確認する可能性の高い部分なのでしっかり内容を登録しましょう。

    プロフィール写真を設定する

    プロフィール写真は、Facebookページの左側に表示されるもので、使い方次第では重要なブランド戦略の一つになります。

    前述したように、プロフィール写真の最大表示サイズは、180ピクセル(幅)×540ピクセル(高さ)です。このサイズよりも大きい場合は、自動的に縮小されます。

    なお、ウォールの投稿などに使われるアイコンは、このプロフィール写真のサムネイルです。「サムネイルを編集」をクリックすると、表示部分やサイズなどを調整することができます。サムネイルを見ただけで、ユーザーに「あのFacebookページだ」とわかってもらえるような、わかりやすいものを選びましょう。

    ウォール投稿の基本を理解する

    ウォールは、近況や写真の投稿をしたり、リンクをシェアする場所です。ユーザーとは主にウォールの投稿を通して、コメントや「いいね!」ボタンをクリックしたりすることでコミュニケーションをはかります。RSSを使って外部のブログやTwitterと連携させた場合も、更新情報はウォールに表示されるようになります。

    ウォールは、「いいね!」といったユーザーがFacebookページにアクセスしたときに最初に表示される「ランディングページ」です。

    ウォールに投稿された内容は、「いいね!」をクリックしたユーザーのニュースフィードに表示されるので、周知効果も期待できます。

    ウォールの書き込みを制限する

    基本的に、Facebookユーザーであれば誰でもFacebookページのウォールに投稿したり、投稿された近況について、コメントや「いいね!」をすることができます。

    しかし、運用方針によっては、ユーザーの投稿を制限したい場合もあるでしょう。その場合は、Facebookページの編集画面の「権限の管理」からユーザーの投稿を制限することができます。

    また、ユーザーからの新規投稿を表示させたくない場合は、同じ箇所の「ウォールに表示するコンテンツ」から「ページによる投稿」を指定します。

    常にページアカウントで投稿する

    管理人は、Facebookページに投稿するときに「自分の個人アカウント」か「Facebookページアカウント」のどちらかを選択することができます。

    運用方針として、個人の顔を見せたり、普通にユーザーとコミュニケーションを取りたいという場合は、個人アカウントで投稿するとよいでしょう。一方、個人の顔は見せずにFacebookページのアカウントとして、公式にやり取りしたいという場合は、Facebookページアカウントでやり取りすることができます。

    常にページアカウントとして投稿するという場合は、Facebookページの編集画面の「基本設定」の「投稿の設定」から、「このページは常に「Facebookページ」として投稿・コメントする」にチェックして「変更を保存」をクリックします。

    一方、Facebookページと個人アカウントをその都度使い分けたいという場合は、このチェックをはずしましょう。ページアカウントと個人アカウントの切り替えは、Facebookページの右側の管理人の下にあるアカウント切り替えをクリックして行います。

    複数の管理人を指定する

    複数のユーザーでFacebookページを運用する場合は、管理人を追加することができます。Facebookページの編集画面の「管理人」から管理人を追加します。なお、管理人に追加できるユーザーは、追加操作を行うユーザーと友達関係にあるユーザーのみです。

    管理人の削除もこの画面から行います。

    管理人の顔を見せる

    運用方針によっては、Facebookページの管理人の個人アカウントを明らかにしたほうが良い場合があります。その場合、Facebookページのプロフィール写真の下のほうに、管理人の名前とアイコンを表示することができます。アイコンをクリックすると、本人の個人プロフィールページにリンクします。

    管理人の名前を表示する場合は、Facebookページの編集画面から「掲載コンテンツ」を選択し、「ページオーナー」から「ページオーナーを追加」をクリックして任意の管理人を選択します。

    3. いいね!を増やす

    Facebookページができたら、Facebookページの存在をみんなに知ってもらいましょう。まずは、これだけはやっておきたいFacebookページの告知方法を紹介します。

    なお、Facebookページを非公開にした場合は、忘れずに「権限の管理」の「公開範囲」の「Facebookページを非公開にする」のチェックをはずして、すべての人が閲覧できる状態にしておいてください。

    また、「スタート」メニューがまだ表示される場合は、そこから告知活動をするとよいでしょう。

    いいね!ボックスを置く

    Facebookでは、Webサイトやブログなどに設置できるたくさんのウィジェットが用意されています。ソーシャルプラグインから、Facebookページに誘導をはかるウィジェットを探すことができます。いろいろな種類があるので、好みにあうものを選びましょう。

    その中でも特に設置したいのが「いいね!」ボックスです。Social Media Experienceでは、ユーザーの顔がランダムで表示されるものを設置しています。それ以外にも、ウォール投稿を表示するものなども用意されています。

    いいね!ボックスは、画面に従っていいね!ボックスの見た目などを設置し、最後にコードを出力します。出力したコードをWebサイトの適切な位置にコピーすれば設置完了です。

    Twitterで呼びかける

    Twitterでフォローしてくれている人たちは、少なからず自分に興味を持ってくれている人たちです。TwitterでFacebookページを始めたことをツイートすれば、何人かのフォロワーがファンになってくれるはずです。

    なお、Twitterとの連携をするには、Twitterの連携のページから、連携設定をすることができます。「Twitterとリンク」をクリックして連携させると、Facebookページに投稿した内容をTwitterのツイートとして自動的に投稿することができるようになります。

    自己紹介の中にFacebookページへのリンクを含める

    Facebookの個人プロフィールページ、Twitterのプロフィールページ、ブログの自己紹介ページなどにFacebookページのリンクを張りましょう。Eメールのシグネチャーに付け加えるのもよいでしょう。

    シェアする

    Facebookページの左ペインの一番下に「シェア」ボタンがあります。クリックすると、Facebookページへのリンクを自分または友達のタイムライン、管理している他のFacebookページのウォール、参加しているグループにシェアすることができます。

    「友達を招待」から友達を招待する

    個人アカウントでFacebookページを表示すると、ページの右側に「友達を招待」というリンクが表示されます。これをクリックすると、自分の友達にFacebookページへの招待を送ることができます。

    名刺や製品案内などでも紹介する

    名刺や配布する資料などの印刷媒体にもFacebookページのURLを載せると見た人がアクセスしてくれます。お店があれば店内にFacebookページの案内を掲示する、製品があればパッケージにFacebookページの情報を記載するといった方法もよいでしょう。

    ただし、これらは印刷する必要があるので、次のステップでURLを変更してからのほうがよいかもしれません。

    顧客に案内する

    「Facebookページを編集」をクリックして、「リソース」を選択します。

    「ファンに知らせる」をクリックすると、すでに持っている顧客のメールアドレスのリストやメーラーに登録されたメールアドレスのリストをアップロードして、案内を一斉送信することができます。

    この場合、Facebookを利用していない人にも案内が送られることに注意しましょう。

    4. URLを変更する

    Facebookページを作ったらまず「いいね!」の数を25人まで増やしましょう。25人まで増えたらFacebookページのURLを変更することができます。

    ただし、個人アカウント一つにつき1回だけ、25人未満でもFacebookページのURLを変更することができます。

    Facebookページに登録したときに割り当てられるURLは固有IDが入った以下のようなURLです。

    http://www.facebook.com/pages/Social-Media-Experience/111163288944765

    25人以上になれば、このページからURLに任意のユーザーネームをつけることができます。

    まず、プルダウンメニューで変更するFacebookページを選択します。Facebookページのユーザーネームが変更可能な場合は、隣にテキストボックスが表示されるので、任意の文字列を指定し「選択可能か確認」をクリックします。そのユーザーネームが利用可能であれば、確認画面が表示されるので、内容を確認し「承認」ボタンをクリックします。

    ユーザーネームの登録には、いくつか注意事項があります。

  • 一般的な単語(flowerやpizzaなど)をユーザーネームに使用することはできません
  • 使用できる文字は英数字(A~Z、0~9)とピリオド(.)のみです
  • 一度登録したユーザーネームは変更はできません
  • 「成功」のメッセージが表示され、以下のような新しいURLでアクセスできるようになります。

    http://www.facebook.com/SocialMediaExperience

    なお、IDが入った変更前のURLについては、自動的に新しいURLにリダイレクトされるようになっています。

    5. コミュニティとして成長させる

    Facebookページの運用方式はそれぞれです。ただし、Facebookページの特性上、多かれ少なかれ、ユーザーがコメントを投稿したり「いいね!」ボタンを押したりするコミュニティとしての要素が含まれるはずです。活発なコミュニティとして運営していくには、管理者として努力をしなければなりません。

    Facebookページの盛り上げ方については以下の記事が参考になります。

    盛り上がるFacebookページの作り方

    6. カスタマイズする

    さて、Facebookページは自由にカスタマイズすることができます。Facebookページは、iframeを使うと、Webサイトの構築に利用されるHTML,、JavaScript、CSSでつくり込むことができます。

    iframeによるページ作成は以下の記事を参照してください。

    FacebookページにiFrameを組み込もう

    また、アプリの作成はこちらを参照してください。

    Facebookアプリを開発してみよう

    ただし、2011年10月以降は、セキュリティの観点からFacebookは通信を暗号化するSSL通信のみしか受け付けなくなりました。よってコンテンツを設置する外部Webサーバーは、SSLサーバー証明書がインストールされたサーバーを利用する必要があります。SSLサーバー証明書は、証明書を発行している企業や団体に申請をして取得します。SSLサーバー証明書の取得費用は、発行する組織や種類などによって異なります。

    表示するメニューについては、プロフィール写真の下のメニューの下にある「編集」をクリックして、非表示にしたり、順番を入れ替えることができます。

    7. 評価する

    Facebookページには、「インサイト」という機能が用意されています。インサイトでは、どのくらいのユーザーがFacebookページの投稿を見たり、反応しているのかということが統計データとして表示されます。

    この数値を参考にしながら、集まってきたユーザーが喜んでくれるコンテンツを模索していきましょう。

    なお、メニューに表示される「友達のアクティビティ」とは、閲覧したユーザーと友達関係のあるユーザーのFacebookページでの行動が表示されます。

    PDCAサイクルを忘れずに

    Facebookページは作ったら終わりではありません。「いいね!」をクリックしてくれた人たちがずっと満足してくれるように、がんばりましょう。

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