ブログマーケティング成功の秘訣!キーワード戦略

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ブログマーケティング成功事例:無名から業界をリードする企業へ」では、企業ブログの成功のポイントとして、以下の3つをあげた。

・戦略を事前に
・キーワードをとことん突き詰める
・量より質

今回は、この3つのポイントの中でも特に「キーワード」について、選び方やキーワードを突き詰めるメリット、評価の方法について解説する。

なぜ、キーワードが重要なのか

ユーザーがそのコンテンツにたどり着く経路としては、検索とソーシャルメディア上のシェアが上位になるだろう。

適切なキーワードに合わせたコンテンツを重点的にあげることで、検索時の表示位置が上位になり、その関連トピックに注目している人(対象読者になる人)に届きやすくなる。

特定のトピックを追ってソーシャルメディアで積極的にシェアするいわゆるキュレーターは、信頼度があがるほど、その人がシェアする情報をフォローする人が増える。こうした影響力の強いユーザーが、「このブログは○○についての情報が詳しい」と判断すれば、ブログの読者になるだろう。結果として、その人がブログの記事を頻繁にシェアすれば、そこからまた新しい読者に情報を届けることができるようになる。

なお、Google+では、関心があるコンテンツのキーワードを登録すると、それを含むコンテンツを自動的に表示する「Sparks」という機能がある。そこに表示されたコンテンツを見て、さらにそのトピックに興味のある人を集めた「サークル」で共有することも可能だ。こうした新しいサービスも、キーワードの重要性をさらに高めている。

キーワードをどのように選ぶか

集中するキーワードを選択するポイントは二つある。一つは、検索キーワードとして上位にランクされること、もう一つはビジネスと関連することだ。

なお、キーワードを考える前に必ず読者を想定しておこう。読者のペルソナ(具体的な人物像)を用意し、その人がどういうシチュエーションで検索をしたり、ソーシャルメディアでシェアされた情報を読むのかということを考えておく。ターゲットとなる読者は、キーワードを決めるとき、コンテンツを制作するときの柱になる。

なお、キーワードは関連するテーマで3−5個くらいを用意するとよいだろう。

上位にランクされるキーワードとは

検索で上位に表示されることは、コンテンツマーケティングを行う上でとても重要である。競合が多い人気のキーワード(印刷、英会話など)は難しいし、幅が広すぎるもの(スポーツ、マーケティングなど)もかえって注目されない。漠然としたキーワードよりも、ピンポイントで届くほうが効果的なので、ニッチで特定の層に届くキーワードを考えよう。

よって、キーワードを設定するにあたっては、いくつか候補を用意して実際に検索サイトで検索してみよう。さらに、TwitterやFacebookでも検索し、そのトピックについてどれくらいの人が言及し、どれくらいの競合がいるのかを確認する。

また、キーワード検討時に便利なのがGoogle Adwordsのキーワードツールだ。Google Adwordsに出稿しなくても利用でき、キーワードの競合性や検索ボリュームなどを教えてくれる。

ビジネスと関連すること

もちろん、そのキーワードが自社のビジネスあるいはブログのテーマと関連していなければならない。キーワードは会社名や製品名、サービス名ではないことに注意したい。

人は最初に会社名で検索してブログにたどり着くことはない。解決したい問題、あるいは知りたいことがあって検索をする。検索した結果としてブログにたどり着き、内容が参考になると思ったり、共感したりすると、そのサイトの運営者を確認したくなる。

これは、自分がブログを運営したり、ブログマーケティングのサポートを行う中で気がついたことであるが、読者のうちの何割かは運営者を確認する。読者は確認することで「専門の会社がやっているだけあってしっかりしているな」「全然知らない会社だがコンテンツが充実しているので信頼できるな」というように、運営している企業をコンテンツの補足的な情報として意識する。

自社の名前を売り込む前にコンテンツで信頼を得ることができる。これがブログマーケティングのメリットの一つである。

キーワードを決めたら

キーワードを決めたら、ブログ内でそのキーワードを意識的に利用するようにしよう。あらかじめそのキーワードについての解説記事を用意し、その単語が出てきたら、解説記事のほうへ内部リンクを貼るのもよいだろう。こうした地道な積み重ねが結果としてSEOにも影響する。

できれば、ブログの開始当初(1−3ヶ月)は少なくとも週に2−3回程度は集中的に記事を更新するようにしてみよう。そうすれば、読者がつきやすくなるし、検索でも上位に表示されやすくなる。最初は、あまりページビューもシェアもコメントもないだろうが、じっと耐えて続けることを目指そう。

ただし、重要なのは更新頻度ではなく、品質である。毎日更新しているが、アクセスがまったく増えないという場合は、「自分が読者だったら」という立場で読みなおしてみよう。自分が読者だったら読まない、という記事は更新しないほうがよい。記事がどうしても用意できないときは、休めばよい。

キーワードがあれば避けられるブログの失敗

SocialMediaExaminerで「21の致命的なブログの間違い」という記事がある。この記事では、ソーシャルメディア界の著名人21人がそれぞれ考える致命的なブログのミスを紹介している。

彼らが致命的と考えるいくつかの誤りは、キーワードを用意することで避けることができる。そのミスを紹介するとともに、キーワードがどういう効果を持つかを簡単に解説しよう。

間違い:トピックが散漫

多くの人に読んでもらおうと思うばかりに、トピックを増やし過ぎてしまうという間違いだ。トピックを増やしてもいいことはない。結局、最初に想定した読者に「興味がない」と見放され、増やしたトピックの対象読者から「薄い、浅い」と悪い印象を与えるからだ。

必ず、キーワードにそった内容でコンテンツを用意することを心がけよう。

間違い:読者のためではなく、自分のために書く

間違いは、自分のためにブログを書いてしまうこと。

これは個人のブログでは、特に大きな間違いにはならない。例えば、自分がプログラミングを勉強中で、その時に参考になったサイトを覚書としてまとめたり、作ったサンプルコードを記念に公開したり、といったことは、個人のブログでは問題ない。

しかし、プロフェッショナルなブログでは避けたほうがよい。読者にとって有益な情報、問題を解決する情報を提供するのが、ブログマーケティングである。

これも、ビジネスに関連するキーワードが設定されていれば避けられる。そのキーワードについてのプロフェッショナルであるからこその視点と知識で記事を用意し、さらに読者に届く用語の使い方、説明の難易度を考えればよいのだ。

間違い:企業、サービス、プロダクトの話しかしない

キーワードを自社名、サービス、プロダクトだけにしてしまった場合に陥りやすい間違いだ。自社のPRのことしか書いていないコンテンツ、プロダクトが優れていることを紹介するだけのコンテンツは、読者は求めていないし、また仮に読んでも評価しないのである。

ある企業ブログでもこの傾向は顕著であり、自社をアピールする傾向が強い記事には、コメントがつかず、またほとんどシェアもされなかった。

評価・改善

キーワード戦略に基づき、ブログのコンテンツ制作をしたら、定期的に評価をしよう。具体的には、以下のような項目を検証する。

検索ランク

設定したキーワードで検索して、ブログがどのくらいの位置に表示されるか確認しよう。最初の1ヶ月くらいは、上位に表示されないかもしれないが、続けていけば必ず上位になっていくはずだ。

まったく検索結果に表示されない場合、記事の品質やキーワードの選定に問題がないか検証しよう。また、検索エンジンが評価を下げること(トップページのリダイレクト、無関係のタグ挿入など)が行われていないかチェックしよう。

オーガニック検索キーワード

Google Analyticsでは、トラフィックの参照元として検索キーワード(オーガニック検索トラフィック)をたどることができる。読者が使うキーワードと想定したキーワードにずれがないか確認しよう。

新規とリピーター

Google Analyticsでは、ブログへの訪問者が初めての訪問なのか、リピーターなのかを表示してくれる。特定のキーワードについて集中的にコンテンツを更新すれば、興味のある人は再び訪れてくれる可能性が高い。リピーターと新規の割合を見て、リピーターが増えていれば、コンテンツが評価されているといえる。

リピーターが増えない場合は、コンテンツの品質に問題ないか、改めて見なおしてみよう。

まとめ:一本筋の通ったビジネスブログを!

キーワードが決めることによって、そのブログの方向性がはっきりする。方向性がはっきりすれば、読者もそのブログの新しいコンテンツに期待するようになる。ビジネスブログとして、存在感を出すためには必ずキーワード戦略を意識していきたい。

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