GoogleよりTwitterがトラフィックを呼ぶ

Social Media Experienceを数字で分析

Social Media Experienceを開設してから2ヶ月が経った。Webサイトの認知度も前月より高まり、ファンの数も倍以上になった。

ソーシャルメディア時代のトラフィックの傾向について、11月のサイト運営のデータ分析をもとに紹介する。

トラフィック流入元の分析

Social Media Experienceというサイトにアクセスするきっかけを調べるとおもしろいことがわかった。

検索エンジンからのトラフィックは13%

かつてはWebサイトへのアクセス流入においてもっとも重要な鍵が検索エンジンであった。少しでも検索結果の上位に表示されるべく、SEO対策に費用をかけるケースも多かった。

しかし、11月の本サイトへのアクセス流入においては、検索エンジンからのトラフィックは全体の13%に過ぎないのである。本サイトがSEO対策にそれほど力を入れていないことも関係しているだろうが、これはとても大きな変化が起こっているといえる。どこがトラフィック流入の鍵なのだろうか。

参照元サイトからのトラフィックは47%

約半数のトラフィックが参照元サイトからきている。その参照元サイトとはどこか。以下が、その参照元サイトのトップである。

  • 1:twitter.com:26.99%
  • 2:facebook.com:15.41%
  • 3:b.hatena.ne.jp:9.91%
  • 4:hootsuite.com:7.68%
  • TwitterクライアントであるhootsuiteからのアクセスはTwitterとカウントしてよいことを考えれば、35%近くがTwitter経由となる。いろいろな人が記事をRTしたことによって、広い範囲に記事やサイトの情報が伝わり、たくさんのトラフィックがTwitterから来たことがわかる。いかに日本国内でTwitterが情報フィルターとして活用されているかがわかるだろう。

    もう一つ、特筆すべきことがFacebookからの流入が15%を超えていることである。読者が「いいね!」ボタンを押すことによって記事のリンクがその友人間に広がり、アクセスにつながっている。友達のオススメは見知らぬ人のオススメよりも信頼度が高く、クリック率も高くなるといえる。

    はてなブックマークはホットエントリーに入ると、そこからのトラフィックが増える。しかし、これは一時的なものであることが多い。もっとも、はてなブックマークとTwitterを連携させている人も多いので、ホットエントリーから来てTwitterへの拡散の影響も大きい。

    ノーリファラーが38%

    さらに驚くべきがリンク先や検索なしでダイレクトに本サイトにたどり着いているノーリファラー(直接URL入力やブラウザのブックマークなど)が38%あることだ。本サイトのURLがsocialmediaexperience.jpであることを考えると、従来言われてきた長いURLはアクセス獲得に不利に働くという概念を覆していると言える。「長いURLが増えている5つの理由」で述べた、ダイレクトにURLを入力する場合ブラウザの補完機能が働き、それほど不利にはならないという仮説を立証しているといえるのではないだろうか。

    なお、エンゲージメントの高さの指標の1つにブランド価値がある。ブランド価値を考えるにあたっては、ブランド名がどれだけ認知されているかということが重要になる。Webアクセスの場合、URLの直接入力やブランド名をキーにした検索件数などで評価できる。その意味で、Social Media Experienceは認知度を獲得しつつあるといえるかもしれず、今後の数値の変化に注目したい。

    ページビューとファンの増加

    続いて、ページビューとファンの増加について考えたい。

    以下がページビューの遷移である。「ページビュー至上主義の終焉」という記事が大変人気になり、それがページビューの増加に大きく貢献した。

    そして以下が1日ごとのFacebookのファンページのファン数の増加数である。少しずつであるが毎日ファン数が増えている。

    ページビューとファン数の増加のグラフを合わせてみたのが、以下である。増減がほぼ一致する。ページビューが伸びればそれだけWebサイトに訪れる人が増え、ファンになってくれる人も増加していることがわかる。現在のところ、ページビューから見たファンになってくれる人の割合の平均は、0.4%である。

    現在は、新規ユニークユーザーが多いことから、ページビューとファンの数値の伸びが一致する。今後、リピーターが増えればファン数の伸びがページビューとは連動しなくなることが予想される。ファンになりたいと思うようなコンテンツ作成を工夫していきたい。

    サイト滞在時間と平均ページビュー

    以下は1日ごとの1ユーザーあたりの平均サイト滞在時間である。図では、滞在時間を秒で表示している。月全体の平均は1分58秒である。Facebookのファンページの作り方などの記事は、平均10分を超えるものもある。1記事はおよそ2,000〜3,000文字の分量があるので、ニュース記事などと比較すると長いほうの記事に分類されるが、時間をかけてでもしっかり読みたいと思うような記事をもっと書いていきたいと思う。

    以下の図は1日ごとの1ユーザーあたりの平均ページビューである。月全体の平均は2.8ページビューとなっている。関連記事への動線など、Webサイトのデザインを見直し、読者が必要な情報を探しやすいように改善していきたいと思う。

    エンゲージメントを高める努力

    エンゲージメントを考えるにあたっては、ページビューよりもファンになってくる人の割合、サイト滞在時間、ページビュー、RT数やいいね!の数などが重要な指標となる。

    かつてのSEO的なテクニックはすたれ、コンテンツの品質や量が重要になってくると言える。コンテンツの重要性、人がエンゲージメントしたいと思うきっかけについては、今後も時間をかけて追求していきたいテーマである。

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