「中の人」の声が聞こえるTwitterで魅力UP!

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中の人が一番重要

Twitterの伝播力を最大化するための3つのポイント」という記事では、ビジネスでTwitterを使うことを想定し、ツイートした内容を効果的に多くの人に届けるためのコツについて紹介しました。

その記事について「宣伝ばかりのツイートはイマイチ」「中の人の人間力が大事」という反応をいただきました。まさに、その通りだと思います。

しかし、中の人の人間力というのは一体どういうことなのでしょうか。前述した記事は、ツイートする内容や時間などに着目したビジネス目的のTwitterの使い方でしたが、今回はビジネス目的でありながら、読んで楽しく、宣伝すらも愛おしく思えるようなツイートをする方法を考えてみました。

  • 人間性は感情に宿る
  • 商品以外の情報を共有する
  • 相手が喜ぶことをする
  • 顔を見せる
  • 人間性は感情に宿る

    広告ばかりのツイートが嫌がられる理由はなんでしょうか。それは、企業の都合による一方的な情報提供に感じられること、コミュニケーションを発生させないことに原因があります。ロボットのような企業ボイスには、人は感動しないのです。

    反面、人は心を動かすようなものに反応します。恋に落ちた瞬間を何度も反芻すること、近親者の死を悲しんで涙すること、子どもの成長に喜ぶこと、ユーモアに笑うこと、これらはすべて感情を動かすもので、人々に訴えかける力を持ちます。

    感情を動かすものは、コミュニケーションの発生のきっかけとなります。ある感情についての人間が持つ共通性、あるいは自分との相違性などが魅力的にうつり、結果としてフォローやファンになるといったことにつながります。

    しかし、感情に訴えかけるツイートばかりというのも人を退屈にさせます。人を魅了するには、ツイートの中に担当者の感情とビジネス情報の絶妙なバランスがとれていることが必要です。

    中の人の感情やユーモアが垣間見えるTwitterの例として、NHK広報局の番組案内、技術評論社第3・4編集部の時報などがあります。

    商品以外の情報を共有する

    「商品の宣伝ばかりではいやだ!」という声に対して、企業としてどういう情報を共有することができるでしょうか。

    ここで重要なのは、オンラインの存在はコンテンツ(ツイート内容、コメント、記事、写真など)によって決定されるということです。Twitterでは、ツイートの内容によって、そのアカウントの持ち味が判断されます。

    ということは、あまりにも企業イメージとかけ離れたことや、聞いていて気分のよくないことなどをツイートすると、その企業のオンラインのイメージもそれに影響されてしまうということです。

    では、自分がフォロワーであったらどういう情報を知りたいかを考えてみましょう。その企業のことや製品のことを知っているという場合はどうでしょうか。また、その製品のことはよく知らないがその分野に興味があるという場合はどうでしょうか。どちらの場合も、関連情報が1つのキーになります。

    例えば伊豆でペンションを経営している@Meg_mamaは、オンラインの活動としてペンションだけの宣伝でなく、Twitterの中で#izuというハッシュタグを使って、伊豆の観光情報などを発信しています。コミュニティの中で発言することで、その地域(あるいは業界)全体を知ってもらい、好きになってもらうことを目指しているということです。

    相手が喜ぶことをする

    フォローしてくれる人、ファンになってくれる人を喜ばせるようなことをするというのも大事なことです。これはこちらの感情を見せて訴えるのではなく、相手の感情を動かしてみせるということでもあります。

    記念日を祝う、休暇を楽しむなど日々のイベントに合わせたメッセージを配信できれば、とても喜ばれるでしょう。

    しかし、これはTwitterだけでは難しく、WebサイトやFacebookなどと連動させて実現する必要があります。

    私はかつてシルバニアファミリーのファンクラブの有料会員になっていたことがありました。その時、誕生日にオンラインの誕生会の招待状をもらいました。メールに記載されたURLが誕生会の会場です。

    10時にそのURLにアクセスするとシルバニアのみんなが部屋の片付けをしている画像が表示され「もう少し待っててね」というメッセージが表示されます。13時にアクセスするとみんなが部屋の飾り付けをしている画像、15時にアクセスするとお料理を用意している画像が表示され、再度、待っててねとメッセージが表示されます。そして17時に表示すると「誕生日おめでとう」のメッセージとともに、パーティの画像が表示されるというものでした。

    数年前のことなので、ソーシャルメディアの例ではないのですが、人が喜ばせるとはどういうことなのかがわかる例だと思います。

    顔を見せよう

    Twitterを運営している中の人のことが気になると、その人の顔が見たくなるものです。必ずしもTwitterのアイコンを実写アイコンにする必要はありませんが、Facebookや企業サイトなどを使って、従業員の写真や社内の雰囲気を伝えるとよいでしょう。フォロワーやファンは、顔が見えるとますますその企業や中の人に人間らしさを感じ、交流したいと思うのです。

    まとめ:人間らしさと企業としてのイメージのバランス

    Twitterの伝播力を最大化するための3つのポイント」で紹介したことは、伝えたい相手に伝えたい情報を届けるためのコツでした。

    今回の記事では、運用している中の人の人間性をどう見せるかということに焦点を置きました。

    2つの記事で紹介したコツや考え方は相反するものではありません。Twitterの運用の中で2つの側面からアプローチすることで、より効果的にフォロワーとコミュニケーションをするものです。

    Twitterを使ってフォロワーやファンを増やし、コミュニケーションすれば、長期的な関係が築けるでしょう。

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