ソーシャルメディア:7つの就職面接の質問

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アメリカでは、ソーシャルメディアの運用に特化した求人をしばしば見つけることがあります。ジョブボードなどを検索してみると、ソーシャルメディアコミュニティマネージャー、コミュニティディベロップメントスペシャリスト、ソーシャルエンゲージメントストラテジストなど、さまざまなジョブタイトルを見つけることができます。

日本でもちらほら、ソーシャルメディアという名称が入った肩書きの役職の求人が見られるようになりました。

こうした役職では、一体どのようなことが求められるのでしょうか。以下の記事でソーシャルメディアに関する仕事の面接での質問がまとめられていました。この中からいくつか質問をピックアップし、その質問からうかがえる「この役職に求められていること」を想像してみました。

Social Media Job Interview Questions

なお、ソーシャルメディアコンサルタントに仕事を発注するときに、参考にこれらの質問を聞いてみるとよいかもしれません。これらの質問はその人が持っているソーシャルメディアについてのポリシーや哲学を明らかにするからです。

Q1:今から5年後、あなたはどんなことをツイートしていますか?

5年後の変化をどうとらえているかという将来予測についての見解を聞かれています。5年先の環境の変化、自分の生活の変化などをどう考えているかを説明し、ツイートの内容を説明する必要があるでしょう。

複数の側面から5年先を見通す力が求められています。

Q2:「harness」という単語を使ってソーシャルメディアについての文章を作ってください。はい、いいですね。では続いて、私をクライアントとして短い会話をする中でその文章を5回使ってください。

最初に文章を作らせて、その答えを聞いてから同じ文章を5回使うように求められています。

「harness」という単語は、名詞では動物などにつける「引き具」という意味の他、in harnessで「仕事中」というような意味を持ちます。
動詞では、「(感情などを)利用する」「抑制する」というような意味を持ちます。

最初にこの言葉を使ってソーシャルメディアをどう表現するかが問われています。続いてのロールプレイングでは、コミュニケーション能力がはかられています。会話の中で5回も使うというのは、かなり難しそうです。

言葉に対するセンスとコミュニケーション能力が求められています。

Q3:酔っ払っている友達の写真にその友達の名前をタギングすることについて、あなたの考えを聞かせてください。

アメリカでは、就職などで人事部がGoogleやソーシャルメディアで応募者の名前を検索して、その人の人となりをチェックするということが一般的になりつつあります。また在職中の社員の様子も定期的にチェックしているという話も聞きます。

そうした中で、Facebookなどで公開している自分のバカな写真(飲酒、ドラッグ、反社会的行動など)のせいで、入社試験に落ちたり、解雇されたりということも増えています。よって、悪ふざけしている写真は載せないように注意しようという声もしばしば聞かれるようになりました。

この場合は、自分ではなく友達をタギングすることについて問われています。プライバシーやソーシャルメディアの及ぼす社会への影響度などをどうとらえているかが問われています。

ソーシャルメディアにおけるプライバシーへの理解が求められています。

Q4:猫とピアノと我々の製品を渡したとします。どんなビデオを作成しますか?またどうやってそのビデオを話題になるようにしますか?

動画作成のセンスと、それをどう注目させるかが問われる、実践的な質問です。
動画についてのアイデアがイマイチでも、それをバイラルにするための方策が光っていれば評価されそうです。

クリエイティビティとマーケティング、PRのスキルが求められています。

Q5:Gowalla、Foursquare、Facebook Places。私たちがフォロワーにいつドライクリーニングをピックアップするかを知らせるのに、もっとも適したアプリケーションはどれだと思いますか。あなたの見解を教えてください。

代表的な位置情報サービスについての考えを示さなければいけません。自分でも考えてみたのですが、「どこで」ではなく「いつ」が問われているところが大事なのかもしれません。

位置情報サービスの理解と柔軟な活用方法のアイデアが求められています。

Q6:現在あなたは何のメイヤーですか?来年の今頃はなんのメイヤーになっていると思いますか?

メイヤーとは市長ですが、ここではFoursquareで誰よりも多くチェックインしたときにもらえる呼称のメイヤーが意識されていると思います。

何のメイヤーかというのは、捉え方はさまざまですが、何に最も注力しているか、他の人よりも優れているところはどこかが問われていると考えられます。

自分のセールスポイントと、1年後の成長をプレゼンテーションする能力が求められています。

Q7:ソーシャルメディアに関して「プラン」という言葉を使って話がされています。どんなことが聞こえてきましたか?

ソーシャルメディアとプラン。プランなしでソーシャルメディアを始めてもうまくいかないというのは、ソーシャルメディアのビジネス活用を考えている人ならば常識です。企業でのソーシャルメディアプランについて話されているとして、具体的な内容を話すのか、それとも一般論を説明するのか。とても難しい質問です。

ソーシャルメディア戦略のスキルが求められています。

まとめ:どの質問もコミュニケーション能力が命

どの質問もとてもトリッキーです。質問の意図と求められるスキルを推測してみましたが、もっとひねって答えて説得させることもできるでしょう。

どの質問でもソーシャルメディアの活用やコミュニティの運営でもっとも重要な「コミュニケーション能力」と「柔軟性」が求められています。

日本企業のソーシャルメディアの関連職の就職面接ではどのようなことが聞かれるのでしょうか?

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