ファンページを持つもうひとつの理由 – インサイト

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

インサイトとは

Facebook(フェイスブック)のファンページには、ファンの人たちの属性情報(性別や年齢、地域など)やファンページの利用状況を確認できる「インサイト」という機能があります。今回は、この機能の利用方法について紹介しましょう。

このインサイト機能はファンページだけで利用できるものです。ファンページの登録の方法などについては、「ファンページ完全ガイド:作成から運用まで」を参照してください。

なお、完全なインサイト機能の利用には、30人以上のファンが必要です。ファンが30人未満の場合は、ダッシュボードのみ表示されますが、その他の機能は利用できません。

ファンページ内でのファンの活動や、ファンになってくれたユーザーの属性情報の統計がわかることは大きなメリットです。特にファンの属性情報は、ファンページのコンテンツ作成の企画やコミュニティの運営だけでなく、ビジネスそのものにいかすことができます。こうした情報を収集できることも、ファンページを運営することの大きな価値になります。

かつては、ユーザー情報を取得するために、プレゼント企画をしたり、イベントを実施したりと、多くの費用と労力をかけていました。それがファンページを持てば、無料で統計情報を利用できるということは、ファンページ運営の動機の1つになり得ます。

なお、ファンの属性情報は各ユーザーのアカウントとは結びついておらず、統計データのみ取得できます。よって、ユーザーのプライバシーは守られています。

インサイトでできること

Facebookのファンページ用のインサイトを確認できるのは、ファンページの管理人のみです。

インサイトでは、よりよいファンページ運営のための情報を取得することができます。特にユーザーの属性情報が視覚化できることは、さまざまなビジネスにとって役に立つはずです。例えば、Webサイトの運営者であれば、想定したターゲットと実際の読者層がマッチしているかどうかといったことが明確にわかります。

なお、ファンページの情報は、自動的に1日1回更新されるようになっています。

インサイトを開いてみよう

ファンページの管理者でログインしてファンページを表示すると、左側のバーの上に「インサイト」というボックスが表示されます。「すべて表示」をクリックします。

インサイトダッシュボードが表示されます。

インサイトを表示するとダッシュボードに、ファンになったユーザー数と、インタラクションがグラフ表示されます。

右上の「エクスポート」ボタンをクリックすると、インサイト内で使っている数値データをExcelに出力したものをダウンロードできます。1日あたりのファンの増減やインタラクション数がわかるので、とても便利です。

「広告を作成」をクリックすると、自分のサイトの広告をFacebook上に表示するための設定画面が表示されます。

なお、「過去のインサイトを見る」をクリックすると、旧バージョンのインサイトを表示します。

ユーザー

以下は、ファンになってくれたユーザー数の総計とデイリーアクティブユーザーをグラフ表示したものです。

「1ヶ月1回アクティブユーザー」とは、1ヶ月に1回以上、ファンページに訪れた人数です。
上記の図では、1ヶ月1回アクティブユーザーが130人いて、前日から4.4%下がったことを表示しています。

「毎日新規いいね!の数」とは、1日にファンページ内の「いいね!」や外部サイトの「いいね!ボックス」などをクリックして、新しくファンになった人の数です。
上記の図では、その日に「いいね!」がクリックされたのが4回、前日比で33%の増加となっています。

「いいね!の合計数」とは、ファンになった人数の総数です。
上記の図では、「いいね!」がクリックされた総数が130回、前日比で3.2%の増加となっています。

インタラクション

以下は1ヶ月のインタラクションです。インタラクションとは、自分が投稿したファンページのコンテンツに対するユーザーからの反応(「いいね!」またはコメント)の数です。

グラフでは、投稿に対するコメントと「いいね!」のクリック数の推移を表しています。

インサイトダッシュボード:ユーザー

左メニューの「ユーザー」をクリックすると、ファンになっているユーザーの統計データが確認できます。

以下の画面では、ファンになった人数(「毎日新規いいね!の数」)とファンをやめた人数(「毎日Unlikes」)がグラフで確認できます。

「毎日」をクリックすると日単位の増減が、「合計」をクリックすると延べ人数が表示されます。なお、「合計」をクリックした時の「ニュースフィードに表示されないユーザー」はファンページからの記事をニュースフィードに表示しないよう選択したファン(購読停止)の数です。

人口統計データ

人口統計データのセクションでは、ファンの性別と年齢の割合を表示したグラフと、ファンの国、都市、言語などを確認できます。都市名はユーザーのIPアドレスを元に判別されており、上位の国、都市のみ表示されます。

アクティビティ

アクティビティでは、ページ表示数、タブ表示数と外部リンク元、メディア消費が確認できます。

ページ表示数のセクションでは、1日ごとのユーザーのページビューの合計(「毎日ログインユーザーのページビュー」)とファンページを訪れたユニークユーザー数の合計(ユニークページビュー)の推移がグラフ表示されます。

タブ表示数のセクションでは、ファンページのタブの表示回数、外部リンク元ではリンク元のサイト名が表示されます。

メディア消費のセクションでは、ファンページに掲載された動画やオーディオ、写真の表示/再生回数が表示されます。

インサイトダッシュボード:インタラクション

左メニューの「インタラクション」をクリックすると、ユーザーのファンページでのインタラクションが確認できます。

1日の記事のフィードバック

1日の記事のフィードバックのセクションでは、1日ごとのファンページ内のコンテンツへのユーザーからのコメント数、「いいね!」クリック数、購読停止数(ニュースフィードにファンページの更新情報を表示しないように設定した人数)が表示されます。

ページのアクティビティ

ページのアクティビティのセクションでは、ファンがファンページのコンテンツに対して行った活動が表示されます。

「投稿に登場した回数」はファンページについて、自分のウォールのステータスアップデートで言及したり、友達のウォールに投稿した回数、「毎日ディスカッション投稿数」は1日あたりのディスカッションへの投稿数、「毎日レビュー」はレビュー機能があるファンページに対し、1日ごとのレビューを投稿した件数、「毎日ウォール投稿」は1日ごとのウォールへの投稿数、「毎日動画」は1日ごとの動画投稿数です。

まとめ:データを活用してよりよいファンページを目指そう

インサイトで取得できる統計データを分析してみれば、どういうときにファンの活動が活発になったり、ファンを止める人が増えるのかが見えてくるはずです。

またファンの属性データなどはとても貴重なデータです。Facebookはユーザーのアカウント登録時に属性情報を登録するので、かなり精度の高いユーザー情報を確認することができます。

なお、30人未満だとインサイト情報を利用できない理由は、少人数だとこうした統計データからユーザーの属性情報を特定できてしまうのを防ぐためです。セキュリティにも配慮した設計になっています。

最初はなかなか積極的なファンの活動がないかもしれませんが、毎日少しずつファンページを更新することで、ファンページを見にきてくれる人も増えるはずです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。